お洒落キャンパーへの道番外編《こんなブログを書いたのはN県警の皆さんの神がかりな勘違い》

taetochan

2016年03月04日 19:43


前回の話で、破産予定者の債務者は容易に資産隠しが出来ると言ったが、なぜ容易に出来るのか?

その①
破産前なら、自分の預貯金は自分の資産なので、目立たない形で、身内などに資金を移す。←当たり前!

当たり前なのだが、計画倒産だから、資産移しはバレないように計画的にする。

ご移動は計画的に!

初めての♪運ぶ♪

ねぇ。このブログいんの(笑)


キャンパーで例えれば、初めてキャンプを始める前にする、嫌がる家族にバレないように、下調べとヘソクリ確保に当たる。


その②
一度目の不渡りを出せば、債権者が会社や、工場に詰めかけるので『これから忙しくなる』だの『仕事で返す』だのと、耳障りの良い言い訳を行って、二度目の不渡りまで債権者を騙す。←耳障りが良いほど計画倒産する可能性高。

キャンパーに例えれば、快適で高規格で安いと謳いながら、全く真逆なキャンプ場で、結果的に楽しくないグルキャンだ!

③とりあえず、債権者を静かにさせた後は、当座の生活費と弁護士費用の確保のために、材料等をバレないように売り捌く。←この時点では債権者の目を気にしなければならない。

キャンパーに例えれば、管理人が帰った後にインし、管理人が来る前にアウトする不正キャンパーのようなものだ!

④二度目の不渡りまで、弁護士と打ち合わせし、二度目の前に弁護士就任の通知と債権届出書が着くようにする。
前述したように、この時点からは、債権者は債務者に直接交渉はおろか、事務所や工場には『立入禁止』の貼り紙まで貼られている。

ということは、債務者からすれば、ほとぼりがさめれば、材料等の動産は捌き放題なのである。←本当は法に触れるんだけど。

キャンパーに例えれば『今日は一組だけなんで、好きに泊まってくださいね』と言われ、売店の商品やレンタル品を勝手に無料で使うようなものだ!←そんな奴おるわけないわっ(笑)

ねぇ。このブログなに?

ようするに、ブログを通じて、キャンパー友達が出来るかも知れないけど、それならば、僕や僕の周りを知ってもらわなければならない!

うん。こんなブログ読んで友達になる人はいないよね。

泣けてきた(笑)


そして、遂に事件は起こった!

ある日、筆頭債権者のU会長から電話があり、関連会社のY社長と一緒に債務者の工場の様子を見てきて欲しいとのことだ。

僕は、立場の弱い者には偉そうで、わーわー騒ぐだけが取り柄のY社長が大嫌いなのだが、U会長の要請なので断ることは出来ないので、『日時は僕が指定する』との条件付きで受けることにした。


僕の仕掛けた罠と読みが正しければ、とある週の土曜日が売り捌く日の本命で、対抗は日曜日だ。

昔の主流である『夜逃げ』という日本語があるように、人目を避ける事がカギになることから、夜に逃げるという行動になるわけだ。

ちなみに、夜逃げのトップシーズンは

1位お盆休み
2位GW
3位お正月

である。←キャンプと一緒やないかっ(笑)


近所には帰省や旅行で通じるし、サラ金の取立屋も休んでる可能性が高いからである。

しかしながら、上には上が居るもので、それらのトップシーズンを狙う取立屋もいたのも事実である。


人目を避ける事が大切なのだが、なぜ日曜日ではなく土曜日が本命なのかというと、材料等を捌くわけだから、スクラップ屋も日曜日は大半が休みであり、日曜日に積み込んで、月曜日にスクラップ屋に行くとなると、車代等の経費が倍かかるわけだから、土曜日に捌けば、すぐに現金になるのであるのが一方の理由で、もう一方の理由がある。

もう一方の理由とは!

僕は、簡易裁判所に支払督促申立という裁判のような申立をしており、その執行文(←差押え出来る権利)の確定ハガキが債務者に金曜日に着くようにしていたのだ。

しかも、100%僕より早い債権者はいない!

それには理由がある。

通常、法人相手の裁判等は、特別送達という郵便物を裁判所から、登記簿上の所在地に訴状や申立書を送付するのだが、大手であるまいし所在地に社員が居るはずもなく、ましてや逃げ回っている債務者本人もしかりである。

未送達となり、裁判所に返って来て、再度送達の繰り返しが続いての上で、公示送達(裁判所の掲示板に貼り、送達とみなす)となるのである。

費用も重なるし早くても、送達だけで1ヶ月以上かかるのだが、僕は裏技的だが正当な方法を使い1回で送達させたので、僕より早い債権者はいない。

なせ、ハガキを金曜日に着くようにしたかというと、考える時間をなくすことと、例え弁護士に相談したとしても、月曜日以降になるだろうし、弁護士が資産隠しを許す訳がないので、債務者自身が僕に差押えされるかも知れない前の、土日に行動するしかないと考えるだろうと僕は想像できるからだ。

ねぇ。この時点で、誰もこのブログ読んでないよね(笑)



Tにも声をかけており、Tと一緒にキャンパー御用達IC近くの工場に着いたのだが、案の定トラックに材料を積み込んでやがる!

少し遅れて来て、それを見たY社長も案の定わーわー騒いでやがる(笑)

『わーわー!トラック出られへんように門閉めろ』
だの
『わーわー!積み込み辞めさせろ!』
だのと。

ひとしきり、わーわー騒いだ挙げ句に、110番までしてやがる(笑)

しかも、説明は白昼の爆窃団かの如く!


すると!

10分すぎだったろうか。

N県警S署機動隊の皆さん到着

『わーわー!あいつら捕まえろ』
自分だけは、入り口付近でうろつきながら騒ぐY。

機動隊の皆さんは、わーわーとは話にならないとみて、僕に事情を訊きたいと言った後、Tを見てこう言った!

『おい!お前はこっちや!』

キョトンとするT。

僕は、笑いを必至にこらえて

『いや(笑)こいつも債権者やねん』

と(笑)

その後、U署やK署だのN県警の様々な警察が到着する。

その度に『お前はこっちや!』と言われるT。
その度に『こいつも債権者やねん。』と説明する僕。

しまいには、それを見て最初に勘違いした機動隊の皆さんまで、腹を抱えて笑う始末だ(笑)


すると、そろそろスクラップ屋に行く頃とみたのだろう、当の債務者が余りの警察の多さに戸惑いながら現れた!

僕の勝ちだ(笑)

そして、全員から事情を聴いた上で、刑事事件ではないと判断したN県警の皆さんだったが、僕のメンツを立ててくれ、積み込んだ材料の降ろしとトラックの退去を通告してくれたのであった。

その間、わーわーはN県警の皆さんから、たっぷりと説教を戴いていたので、僕は債務者に近づいて言った。

『社員、あるべきもんがなくなってたら、俺も腹くくりますよ』

すると、債務者の方から『今後について話し合いたい』という提案があった。

完璧以上の結果であった!

うん。目のつけどころがSHARPでしょ?←潰れかけとるやないかっ!

こんな奴とキャンパー友達になるわけない!

泣けてきた(笑)




予定ではサラッと書いて、サンビレッジ曽爾キャンプの話を書こうと思っていたのですが、N県警の皆さんの神がかり的な勘違いを書いたら、こんなブログになってしまいました。

それと、こんなブログ書いてますが、僕はややこしい人間ではありません!

ねぇ。手遅れだね(笑)


今週は気合い入れて、頑張りまくったので、ピーカーはスノボに行くらしいので、僕は天川に行って来ます♪

最近、ブログに登場しないので、写真はやっぱりコレ!






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