「たえ」の昼寝
も終わり、のんびりとしてた頃、僕はあることを思い出した!
「ちゃんにキャンプなんかムリムリムリ!」
と言い放った姪っ子達への現状報告である。
『ちゃんとたえはキャンパーになれました!』
とメールを送る。
すると数分後に呼び出し音が鳴ったのだが、メールではなく電話であり、弟からであった。
「奈良で、凄い暴風雨になってて、そっちも、いうてる間に暴風雨が来んで!テントしっかりペグ打って、タープはたたんだ方がええで!飛んで行くで!」
暴風雨のことより
『ペグダウンという言葉は使わないのか…』
とどおでもええことを考える僕であった(笑)
直射日光を警戒していたが、まさか驚天動地の暴風雨が向かっているとは!
さぁ、どうするべきか考えて、ふと空を見上げると黒々とした雲が東西に浮かんでおり、風も乱れて来ている!
今でも泣きだしそうな空の下にいる僕達。
うん。ロマンチックな僕(笑)
他のキャンパーさん達も、慌ただしく荷物をテント内に運んでいた!
そんな中「たえ」は、僕の決断を待っているのか泰然自若としている。
いや!なんにも考えていないだけなはず(笑)
僕自身、天気というのは天の配剤であり、たまに天は気まぐれを起こすものだと僕は知っている。
僕は決断した!
タープをたたみ、荷物をテントの中へ…
ではなく!
天に祈る!
そして
『初めてのテントやのに雨で濡らしたら、嫌いになんで』
と天を脅す!
ついでに言うと、僕は強烈な晴れ男だと云われている(笑)
という訳で、僕のあらゆる秘術のおかげで、驚天動地の暴風雨に曝されることはなかった!
その後、夕方のシャワーの後は、タン塩などとワインディナーを楽しみ就寝。
うむ。お洒落キャンパー(笑)
そして、次の日の明け方に驚天動地の事態が僕達を襲う!
朝露でテントの底、びっちゃびちゃ!
浸水などはなかったけど、しっけしけ!
多分、天は笑って言ってるだろう
「雨で濡れた訳ではない(笑)」
と!
そして、僕達は9時ぴったりにチェックアウトした。
《宇陀こどもの森公園》
いいとこでした←感想それだけ(笑)!!!
やっぱり、9時アウト早くね!?
うん。ちょっとお洒落(笑)