お昼前には、すべてのサイトが埋まり←7サイトやけど
1区画が小さいので、2区画をかりてテントとタープを設営している人もいた。
お隣さんは調理器具も揃っており、今後の勉強になり、ありがたかった!
小学校高学年らしい男の子2人に低学年らしい女の子2人とお父さんというファミリーのようだ。
川も綺麗ので、荷物を運ぶと子供達は川へGO!
「あたしも行く」
お前もか(笑)
「ちゃんも来たら?」
誰が火の準備をするのだろうか…
といっても、軽くあてを焼いて、焼きそばなんだけども(^^)
とりあえず、火を起こそうとするが、僕の悪い癖というか、性格がセコいのか炭をケチってしまうところがある!
でも
『こんなもんでええやろ?』
とどうしても思ってしまう!
いつか、僕達を見かけたらアドバイスお願いします(笑)
ふと気づくと、男の子達は戻って来たのに、女の子達は戻って来ていない。
川はサイトから階段で降りた場所にあるので、上から見ると「たえ」を先頭に3人でうろちょろしている。
大丈夫かいな?
「あー!靴むこうに忘れた!」
だのと相変わらずの大人(笑)
戻って来ると片手に花を持っていたので訊くと。
「花もらってん」
普通は逆なような(笑)
しかも、一番小さな女の子に!
『ありがとう』というとはにかんでいた。
案の定、炭は少なすぎたのは、解っていながらの誤算だった。
昼御飯を食べ、女の子達と「たえ」はサイト内の栗の木から落ちてくる栗拾いに夢中だったが、帰ってくると女の子達は、今からお風呂に入り、夜もお風呂に入るという。
なんで2回?
と思いながらも、その時はそれ以上は疑問に思わなかった。
その後、風呂上がりの女の子に「よく温まった?」と訊くと小さな女の子は胸に手を当て、聞こえるか聞こえないかの小さな声で
「心まで温まった」
と!
僕達の心まで温めていただいた瞬間だった!
その後、僕達もお風呂に入り、女の子達がお風呂に2回入るという話をしていると、お父さんが「風呂の半券に管理棟でハンコ押してもらえば2回入れるんですよ」と教えてくれた。
なんという、ありがたいシステムにありがたい情報!
しかし、それって誰か施設側が説明しなければ…
いやいや!ありがとうの心を忘れたらあかんと言い聞かせた僕達だった!
そして、本日のメインディッシュにとりかかり、今度は絶対に炭をケチらないという決意の炎を灯した!
うん。和風お洒落キャンパー(笑)