去年の6月から、キャンプを始めた、中年初心者キャンパーの《たえ》と僕。
宇陀の常設テントから始まり、先月の東吉野ふるさと村まで、半年足らずなのに6回で8泊もすることになるとは思わなかった。
11月の東吉野ふるさと村で、キャンプ元年を終えるつもりであったが、稀にない暖冬だし、キャンプに行きたくて仕方がない僕は、ある作戦を兼ねて冬キャンプの王道に挑むことにした。
常設テント、自前テントときたら、次は常設の王様バンガローを経験するべきだ!
決して、寒さにビビってる訳ではない!
王様が歩む道は王道なのだ!
通らなければ、ならないわけだ!
うん。威張るとこ間違えてるよね(笑)
ちょっと、不安なだけ…
という訳で、キャンプ元年ラストのキャンプは、12月のハイマート佐仲にした。
なぜ、ハイマート佐仲でバンガローかというと、2人用バンガローの値段が安いのだ。
入場料 1,080円×2
バンガロー 3,240円
アーリーin 324×2
合計 6,048円
これで、バンガロー泊できて、無料浴場もある。
※バンガローはout11時で、車は荷物の積み降ろしの時のみ入場可能でバンガロー横付け不可
この無料浴場は、僕達にとってはありがたい。
距離的にも、うちから80キロぐらいで近い部類だ。
舞鶴自動車道の丹波篠山ICから直ぐで便利らしいのだが、阪神高速のICが近いのなら、池田線の木部ICで降りて、能勢を超えて行く方が、930円で行けるし、中国道の渋滞を考慮すると、時間も変わらないんじゃないかと思う。
なんといっても、景色も良い。
※冬場凍結注意
うむ。今回はキャンプブログらしい。
いつものように、10時にはチェックインするつもりの僕達。
前述の通り、阪神高速から国道と県道でハイマート佐仲に向かう。
能勢の山を超えたら、左斜めという感じだ。
ねぇ。何号線とかないの(笑)
要するに、国道で能勢の山を超えたら、丹波篠山方面への国道を左にスゥーッと乗り換え、ちょっと上りデイリーヤマザキを左に過ぎて、ローソンがある三差路の県道を右斜めにシュッと入り、またまた、ローソンを左に過ぎ、丹波市街を抜けて、ドラッグストアとエネオスを過ぎて、舞鶴自動車道の直ぐ手前を右に、ギュッと曲がって道なりに舞鶴自動車道の下をくぐればドッカーンと到着だ。
魔法の一言で云うと
《北北西に進路をとれ》
だ!
うん。そのうち殴られちゃうよ(笑)
いや、この魔法で必ず辿り着くはずだ!
多分。
いや、大阪や京都や奈良などのなんとなく土地勘があるキャンパーさんなら、この魔法で、間違いなく辿り着く!
てか、この魔法の一言で辿り着け!
辿り着いてもらわないと困る!
だから、この方法で行って
辿り着けなくとも、辿り着いた
と言ってください!
ねぇ。そろそろキャンプ行こうよ。
10時前に着き、会計を済ませてチェックインすると、先客さんが一組おり、荷物を降ろしているところだったので、僕達も負けじと荷物を降ろす。←勝負するとこやない!
いつもなら、テントを建てて荷物を降ろすのだが今回は、バンガローという訳で、何も考えずに荷物を降ろして、車を駐車場に戻せば良い訳だ。
そして、寝具等をバンガローに入れて、今回の秘密兵器の電気ヒーターのスイッチを入れて、テラスで昼御飯の準備をする。
もちろん《鍋》であり、今回は、鱈のうどんすきにした。
そして、用事をつくり《たえ》をバンガローに入らせると。
『なにこれ!めっちゃ暖かい!アタシ、ここ住みたい』
《たえ》は何も考えないので、表現が極端である(笑)
ここに住むとなると、一月の家賃は180,840円かかり、バンガローが高級マンションになり、仕事もあるので現実的には住めない。←考えすぎやっ!
表現は極端であるが、作戦は成功だ。
今回のバンガロー泊は、電源付きサイトでの冬春キャンプの予行演習なわけだ。
この神にも逆らう悪魔の作戦に気づかずに、何も考えずにはしゃぐ《たえ》
そのうち、地獄を見せてやるぜぇ!
ねぇ。地獄を見せる必要あんの(笑)
要するに、四畳半のバンガローが小さなヒーターで、あれだけ暖かいんだから、僕達のドッペルギャンガーワンポールテントならば、ヒーターと電気毛布のセットを導入すれば、ドッペル地獄も天国である!
地獄に仏とは僕のことだ!
ねぇ。なんでいつもこうなるの(笑)
因みに、先客のキャンパーさんは設営することもなく、ピクニックのような雰囲気であった。
うん。それがデイキャンプね(笑)
そして、僕達が昼御飯を食べていると、先客キャンパーさんはテントを設営し始めた。
デイキャンプではなかったようだ。
しかも、テントは例のアレである。
僕達《ドッペル一家》とは反目の軍団である、例の組織のアレである。
ロープの角度を調整し直しては、張りを確かめたりと入念に設営しては、ちょっと離れての確認、そして微調整を繰り返しての設営完了。
うむ。美しい。お洒落だ。
さすがは、我がライバル。
気になって仕方がない僕は、食後の食器洗いにバンガロー用の流し台ではなく、テントサイト用の流し台を使い、洗い終えてライバルに御挨拶をした。
僕『カッコいいですねぇ』と。
ライバル『いやぁ~!これね、10万ぐらいするんが、6万なんぼやったんですわ。』
僕『へぇ!そうなんですか!』
ラ『暖かいですわ!良かったら、入ってください。』
お言葉に甘えて、敵対組織のSになった僕は潜入捜査に着手した。←もうめちゃくちゃ(笑)
その幕内は、柔らかい暖色の光に包まれていた。
率直な感想がこれ!
『ここ住みたい!』←お前もやないかっ!
……………………
泣けてきた(笑)
そのテントとは、以前に僕の心友である《ひーろ》さんがブログに
『値引きがスゴすぎて、ちょっと怖い』
という旨の感想を書いておられた。
ノルディスクの《アスガルド》だ!
《欧州連合 白熊軍団系一本立会内 アスガルド組》である。
ネットでよく見かけるが、実物を見るのは初めてであり、幕内まで見させていただいた僕の感想は…
因みに、弟も《ひーろ》さんと一緒の『怪しいよなぁ』ってな感想であったのだが。
僕は…
『怖くても怪しくてもこれがいい!』
ねぇ。ドッペル一家総長よね(笑)
あれだけ、ドッペル一家だのドッペラーだの和風キャンプだの言ったのにこれ!
話は飛ぶが、ハイマート佐仲から帰った僕は、早速《アスガルド 激安》でググってみた。
所謂、ggrksである。
その結果、なんとアスガルドが二万円弱で売っていた!
『怖くても怪しくても、これがいい!』
と言った僕だが
『怖すぎて怪しすぎ』
れば買えない(笑)
やはり、ひーろさんと弟の感想は正しかった!
という訳で《ドッペル一家》崩壊の危機は救われたのであった(笑)
しかし、この後《ドッペル一家》に更なる危機が訪れるとは、この時点で知るよしもなかった。
因みに、先客キャンパーさんは、試し張りをしに来ていた。
やっぱり、デイキャンプやないか(笑)
このブログを書いている間に
ひーろさん
melさん
僕
の《ドッペル一家》入りを希望して下さった。
ブーブさんに、このブログを盃代わりに捧げます。
『いらんわっ!』
ハマチさん談
なはず(笑)