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中年初心者キャンパーのお洒落キャンパーへの道

タイトル通り、中年初心者キャンパーがお洒落キャンパーになっていく過程を書いていきます! なれるのか!? なれるわけない!

新たなる挑戦③《ルアーVS渓流魚=ギャル曽根は果たして?という話。》

   


釣りキチへのスタートとして天川村を選んだ僕!

天川村でのキャンプは去年の夏以来だが、相変わらず天の川は綺麗でキラキラと輝いている。

釣りキチ目線からすると素晴らしい渓相である。

釣ったことないけど(笑)

キャンプ場に到着し手続きを済ませてサイトを選んでいると、テント泊の客は僕達だけなので好きなように使ってもいいと言われたので、目の前が川という絶好のサイトにしようと思ったが、サイトを一段登ったコテージは鮎釣り師が数組で予約をしているという。

悩んだのだが、このサイトは諦めてメインサイトを選んだ。

設営しビールを呑んでゆっくりとキャンプを楽しむ。
至福の時間である。

釣りせぇ(笑)

魚という生き物も習性があるらしく、朝夕に餌を探すらしく現時間は余り釣れないようだ。

この時間は、魚の居てそうなポイントを探すことと、そのポイントに餌やルアーを入れる練習をするべきである。

ポイントの専門用語は忘れたが、渓流釣り入門に描いてあったイラスト通りのようなポイントが至る所にあり、東吉野に比べると川幅が広くて陽当たりが良くて頭上に枝などの障害物もないので、僕のような初心者に向いていそうだ。

何度かルアーを投げてみるが、SS木ちゃんの言っていた、ラインにストレスという意味が解ってきた。

技量不足が大半の原因だが、このラインは渓流釣りの軽いルアーを投げるには不向きであり、安売りのセット

に付いてるだけあって、クセがついていて絡み易いようだ。

何度か絡まったラインはバッサリと切って練習を続けていると、まだまだ下手くそであるが少し安定してきた。

やはり、ラインだけは換えた方が良かったのか!

やはり、釣具屋の店員はプロである!

因みに、SS木ちゃんは研修生だ!

しかし、僕には若干の不安があったのだ

ルアーってホンマに釣れんの?

だ!

ルアー釣りを人間に例えるなら!

ギャル曽根レベルの奴に断食をさせて飢餓状態に追い込んで、レストランのショーケースに入っているサンプル食品を見せたら、猛烈な勢いでショーケースに頭をぶつけて死ぬ!

の?

やったことないけど多分死なん!

しかも、めちゃくちゃ警戒心が強い渓流魚が、自然界に存在しないルアーを食べるの?

と考えながら、僕の投げてるルアーはどんな動きをしているのか気になったので、戻ってくるルアーの速度を落として注視してみる。

ルアーよりも小さい魚が何匹もルアーを追っている!

チーン。

ギャル曽根はショーケースに頭をぶつけて死にます!

いや!魚はルアーを食べます(笑)

それを確認できて安心した僕は夕方の釣りに備えて、お風呂やビールでキャンプを満喫した。

あっさりと練習終了(笑)

今回スタートした僕の釣りキチ計画はこうだ!

①釣りキチ三平を読む
②釣り道具を買う
③釣りに行く
④渓相を読む
⑤ルアーを投げる
⑥ルアーを魚が追尾←今ココ!

恐ろしいほどに順調(笑)


そして、決戦である土曜日の朝を迎えた!

夕方はなにをしてたんや(笑)

冷静に考えるとキャンプに来ているのであり、お魚ちゃんの晩御飯時間は僕達の晩餐時間でもあるわけだ。

5時前に目を覚まし顔を洗って川へGO!

先ずは岸辺付近をミャク釣りで狙ってみる。
餌はマグロであるが、なぜかというと昨日の晩御飯がマグロだったからだけではなく。

釣りキチ三平で高山のオドが餌にマグロを持参して、三平と魚紳さんが釣っていたから釣れるに違いない!

……………………

まったく釣れる気配がない…

釣りキチが釣りキチたる所以はなにかというと気が短く切り替えが早いという気質である。

ルアー釣りに変更だ。

立ち位置より上流の岸辺や向こう岸など、広範囲で投げ入れることがルアー釣りの長所であるが

釣れなければ意味がない…

まったく釣れる気配がない…

釣りキチの気質としてコーヒー飲んで朝御飯を食べることにした。

現実を受け入れなければならない(笑)

朝御飯を食べてビールを呑み、下流へポイントを変えて再び川へGO!

川へ降りるとキャンプのお父ちゃんがタープの下で僕達を呼んでいる。

お『なんか釣れた?』

僕『まったくです。』

お『虫でやってみよか。』

僕『川虫ってやつですよね?』

川虫でミャク釣りをするのが基本だと知っていたのだが

川虫を触る勇気がない!

そんな僕のチキンさを知らないお父ちゃんは川虫の捕り方を説明してくれるのだが

川虫を触る勇気がない!

すると意外すぎる展開が事態を一変させるのである。

『お父さん。あたし捕りたい!』

マジっすか!

なんでもやりたがりの僕の《呂 洞嬪》である。

呂『この石やな?この石やんな?』

石を引っくり返すと、そこには赤黒いミミズのような川虫がいる!

呂『おった!捕って→僕』

結局は俺か!

お『兄ちゃん、それでやってみいや。』

ツープラトンbackdropをかまされた僕は虫を捕まえて、針に引っ掛けてみた。

人間やれば出来るものだ(笑)

ここは川幅が狭くなっており、流れも速いので初心者の僕としたら、渓流魚でも流れに逆らって居られるのかと疑問であったが、僕の竿でも届きそうな石の裏のポイントがあったので、そこを狙ってみた。

偶然なのか縁なのか、1発でポイント近くに仕掛けが入る。

釣りキチ三平を寝室で読み寝落ちしていた日々が報われるかも知れない、釣りキチ三平で得た知識が頭の中を駆けめぐる。

ん!

これって!

もしかして?

竿をキュッと立てると、何かしらの手応えが伝わってくる!

間違いなくアタリというやっだ!

慌ててしまい、更に竿を立ててしまった!

勢いよく水面から跳び跳ねる魚体が僕の目に映り、半回転して白い腹を見せた瞬間に手応えがなくなり、そのまま魚は逃げたのだった。

バレたのだが、悔しさはなく逆に素直に嬉しかった!

俺にも釣れるやん!

釣れてないけど(笑)


餌を新たな川虫に変えて、再チャレンジすると1発で手応えを感じたので、落ち着いて竿を立ててみる、ゆっくりと糸が身体に近づくように誘導すると

やった!釣れた!

あまりの嬉しさにはしゃぐ46歳の異様な姿に他の釣り師も不思議に思っているようだった。

その後、すぐにもう1匹を釣り上げたのだが、それっきりアタリはなかった。

翌日は鮎の解禁なので、邪魔してはならないと思い釣りはしなかったが充分に満足できた。

釣れたことはもちろんだが、魚に針を飲み込ませることなく口元に針を掛けれたので、元気なままで放流できたことが嬉しかった!

針外し購入意味なし(笑)

釣果 ウグイ2匹

外道やん(笑)

アマゴやイワナに辿り着けるのか俺!





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この記事へのコメント
SS木ちゃんに報告してきました?
で、ラインも買い替えたとw

mel
2017年09月27日 20:05
最高顧問まいどです!

今回はちゃんと書きますので、よろしければ最後までお付き合い戴ければ幸いです(笑)

taetochantaetochan
2017年10月09日 18:27
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新たなる挑戦③《ルアーVS渓流魚=ギャル曽根は果たして?という話。》
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